現地時間8月15日、フランスのドーヴィル競馬場でジャックルマロワ賞(G1・芝直線1600m・8頭)が行われた。
馬群の後方でレースを進めた1番人気パレスピア(Palace Pier、牡4、L.デットーリ騎手)がラスト200m付近で外から先頭に抜け出し、内から脚を伸ばした2番人気のポエティックフレア(Poetic Flare、牡3、K.マニング騎手)の猛追を制しクビで優勝した。勝ちタイムは1分35秒96(良)。
ポエティックフレアから1.3/4馬身差の3着には6番人気のオーダーオブオーストラリア(Order Of Australia、牡4、R.ムーア騎手)が入った。昨年このレース2着の5人気アルパインスター(Alpine Star、牝4、S.フォーリー騎手)は8着だった。
パレスピアは父Kingman、母Beach Frolic、母の父Nayefという血統。英国のJ&T.ゴスデン厩舎の管理馬。通算成績は通算成績は10戦9勝(G1・5勝)。
デビューから無敗でセントジェームズパレスS、ジャックルマロワ賞を制し、G1を2連勝。昨年10月のクイーンエリザベス2世Sでは3着に敗れたものの、今年はロッキンジS、クイーンアンS、ジャックルマロワ賞とG1を3連勝し、同レース連覇を達成した。
同レースは、国内外のG1レースで5勝を挙げた名馬タイキシャトル(27歳)、日本で多くの産駒が活躍しているマクフィなどが過去に勝利を挙げている。