10日、中山競馬場で行われた7R・3歳500万下(芝2000m)は、蛯名正義騎手騎乗の6番人気エフティイカロス(牡3、美浦・矢野進厩舎)が中団追走から、先に抜け出した1番人気ゴールデンダリアをゴール前でクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分01秒7(良)。さらに3馬身差の3着には8番人気マイネルブリアーが入った。
勝ったエフティイカロスは、父アグネスタキオン、母オークミード(その父トニービン)という血統。祖母に82年のオークス馬シャダイアイバー、従弟に99年安田記念(GI)、マイルCS(GI)を制したエアジハード、99年ステイヤーズS(GII)を制したペインテドブラックがいる。04年セレクトセールにて2000万円で落札されていた。
デビュー3戦目となった昨年12月の未勝利戦(中山・芝2000m)で初勝利を挙げ、前走の寒竹賞(500万下、中山・芝2000m)は7着だった。通算成績5戦2勝。