競走馬が幹線道路のUS41号線を疾走するアクシデント

2021年08月23日 12:30

 北米ケンタッキー州の北部にあるエリスパーク競馬場で、21日(土曜日)、馬場入場中に暴れて騎手を落とした競走馬が、競馬場の外に逃げ、競馬場に隣接した幹線道路のUS41号線を疾走するというアクシデントがあった。

 問題を起こしたのは、この日の第1競走に組まれていた2歳牝馬限定のメイドン(d5.5F)に出走予定だった、マイケル・アン・ユーイング厩舎のボールドアンドボッシー(牝2)だ。

 この日がデビュー戦だった同馬は、多少神経質なところがあるため、ブリンカーを着用しての出走となったが、馬場入場の際に気難しさを見せて暴れ、ミゲル・ミーナ騎手が落馬。向こう正面にある厩舎エリアを経由して場外に逃げ、US41号線に乗った模様だ。

 ボールドアンドボッシーの追跡には、ユーイング厩舎のスタッフに加え、ウェス・ホウリー、ジャック・ハンコックといった調教師や、地元警察も参加。およそ30分後に、通りかかった一般市民によって捕獲された。

 診断した獣医師によれば、ボールドアンドボッシーには、小さな切り傷や擦り傷が認められる他、軽い脱水症状を起こしていたものの、大きなダメージはないとのことだ。

(文:合田直弘)

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