小倉11Rの第41回小倉2歳ステークス(2歳GIII・芝1200m)は4番人気
ナムラクレア(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒9(良)。2馬身差の2着に3番人気
スリーパーダ、さらに1馬身1/4差の3着に8番人気
アネゴハダが入った。
ナムラクレアは栗東・長谷川浩大厩舎の2歳牝馬で、父
ミッキーアイル、母サンクイーンII(母の父Storm Cat)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着 
ナムラクレア(浜中俊騎手)
「今朝乗り替わりを知りまして、色々な情報を聞いてこの馬の持ち味を少しでも発揮できればと思いましたが、馬が強かったです。結果を出せてホッとしています。
 まだ2歳馬ですし、手探りな状態だと思いますから今見えている部分を邪魔しないように、そこだけを丁寧にやれればと思っていました。スタートが良く、位置取りも思っていたような感じで行けました。4コーナーでも反応があっていいんじゃないかという手応えがありました。追い出して素晴らしい瞬発力で、良い末脚を持っていると思います。
 毎年地元開催は力が入っていますし、久しぶりに小倉で重賞を勝ててホッとしている部分があります。どの2歳馬もそうですが、可能性を秘めている段階で今日重賞を勝って、良いパフォーマンスをしてくれて才能があるところを証明してくれました。これからが楽しみです」
2着 
スリーパーダ(福永祐一騎手)
「もっと思い切ったレースをした方が良かったかもしれません。ラップほど流れは速くありませんでした。その中、馬を内に誘導した時力んでしまいました。メリハリをもっときかせることができていればもっと良い脚を使えたと思います。
 相手を前の3頭にしてしまったのがどうだったのかというところです。気が入ってスタートはうまく出れませんでした。コンディションがすごく良かったので、良い脚を使えるだろうと思っていただけに、ですね」
3着 
アネゴハダ(幸英明騎手)
「大外枠だったので一瞬出る時に逃げてしまい、その後
スピードに乗り切れませんでした。終いしっかり伸びて来てくれたので、これで芝もこれからやれることが分かったので楽しみです」
4着 
デュガ(武豊騎手)
「スタートが良ければハナに行くことも考えていました。もまれない位置でレースができましたが、周りを気にしているところがありました。2回目でこのメンバーでよく頑張っていたと思います。良い
スピードを持っていますね」
5着 
インプロバイザー(松若風馬騎手)
「ゲートを五分に出て有力馬を見ながら競馬が出来ました。しっかり馬群の中で我慢してレースができたので次につながると思います」
6着 
ブレスレスリー(藤岡康太騎手)
「ポジション的には良い位置から運んで4コーナーでは一瞬グッとくるところがありました。この距離ということもあって、道中の追走が少し忙しくなりました」
7着 
ショウナンマッハ(松山弘平騎手)
「スタートも速く押し出されるような形で行くレースになりました。4コーナーでは少し一杯になってしまい、人気に応えられず申し訳なかったです」
9着 
ソリッドグロウ(岩田康誠騎手)
「道中少し力んで走っていました。その分伸びませんでした。1200mの馬ではないかもしれません」