17日、阪神競馬場で行われた6R・3歳500万下(牝、ダート1200m)は、岩田康誠騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.5倍)に支持されたエイジアンウインズ(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)が好位追走から直線入り口付近で先頭に並びかけ、追い込んだ7番人気トーワスキャットに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分13秒4(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気サクラワイズが入った。
勝ったエイジアンウインズは父フジキセキ、母サクラサクII(その父デインヒル)という血統。半兄に06年ベンジャミンS(OP)などJRA現3勝のパッシングマーク(牡4、栗東・浅見秀一厩舎、父エルコンドルパサー)がいる。04年セレクトセール当歳において1800万円で落札されていた。昨年12月にデビューし、2戦目の2歳未勝利(阪神・ダート1400m)で1番人気に応えて初勝利を挙げる。昇級初戦となった前走の若菜賞(京都・ダート1400m)は勝ったアマノチェリーラン(フィリーズレビュー-GII・2着)から0.3秒差の3着だった。通算成績4戦2勝。