25日、阪神競馬場で行われた君子蘭賞(3歳500万下牝、芝1400m)は、長谷川浩大騎手騎乗の2番人気エイシンイチリン(牝3、栗東・中尾秀正厩舎)がレース途中から先頭に立つと、直線に入っても渋太く粘り、10番人気ヴィアラクテアに3/4差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分22秒9(稍重)。さらにハナ差の3着に13番人気エーシンサーフィンが入り、1番人気パッションレッドはさらにハナ差の4着だった。
勝ったエイシンイチリンは父フジキセキ、母ロビースレインボウ(その父Rainbow Quest)という血統。半兄に03年朝日杯フューチュリティS(GI)を勝ったコスモサンビーム(父ザグレブ)がいる。昨年10月にデビューし、2月11日の4戦目(小倉・芝1200m)で初勝利。前走は雪割草特別(500万下・芝1400m)で6番人気ながら2着に逃げ粘っていた。通算成績6戦2勝。