人気に応え優勝したハイランドピーク(撮影:高橋正和)
11日、川崎競馬場で行われた生田オープン(3歳上・ダ2000m・1着賞金600万円)は、道中3番手の内でレースを進めた本田正重騎手騎乗の1番人気ハイランドピーク(牡7、浦和・小久保智厩舎)が4コーナーで2番手に押し上げると、好スタートから逃げて4コーナーで後続を突き放しにかかった2番人気ノーヴァレンダ(牡5、川崎・内田勝義厩舎)をしぶとく追い詰めてクビ差差し切って優勝した。勝ちタイムは2分9秒3(稍重)。
さらに7馬身差の3着には4番人気マイネルナイペス(牡5、川崎・河津裕昭厩舎)が入った。3番人気に推されていたマンガン(牡4、川崎・田島寿一厩舎)は8着に終わった。
ハイランドピークは父トーセンブライト、母ハイランドダンス、その父ゼンノロブロイという血統。18年のエルムS(GIII)などJRAで6勝を挙げ、今春浦和へ転厩して地元の重賞などで好走を見せていたが、ここで転入後初勝利となった。通算成績はこれで33戦7勝。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)