グランドグローリー(写真は2021年ジャパンC出走時、ユーザー提供:ヤートンさん)
現地時間4日、フランスでアルカナ12月繁殖セールの初日が行われ、前走ジャパンカップ(GI)5着のグランドグローリー(Grand Glory、牝5)が、250万ユーロ(約3億1900万円)で落札された。この日の落札馬では2番目の高額。
グランドグローリーは父Olympic Glory、母Madonna Lily、母の父Daylamiという血統。
現役時代はフランスのG.ビエトリーニ厩舎に所属。今年のジャンロマネ賞(仏G1)をC.デムーロ騎手の手綱で制するなど、重賞3勝をあげた。通算成績は18戦6勝。
この日の最高価格はルジール(Rougir、牝3)の300万ユーロ(約3億8300万円)。これは同セール史上の最高額記録となった。
ルジールは父Territories、母Summer Moon、母の父Elusive Cityという血統。
現役時代はフランスのC.ロッシ厩舎に所属。今年のオペラ賞(仏G1、ハナ差2着にグランドグローリー)など重賞2勝。前走はBCフィリー&メアターフ(米G1)でラヴズオンリーユーの7着だった。通算成績は14戦4勝。
なお、グランドグローリー・ルジールとも、日本の生産者による落札ではなかった。