【新刊】島田明宏氏の競馬ミステリー最新作『ファイナルオッズ』刊行!

2021年12月16日 19:00

島田明宏氏が書き下ろした最新刊が明日17日より全国の書店で発売

 連載コラム「熱視点」でおなじみの島田明宏氏が書き下ろした競馬ミステリー第5弾『ファイナルオッズ』(集英社文庫、320頁、640円+税)が、12月17日、全国の書店で発売を開始します。

【ストーリー】
 食品会社に勤める松原太一は30代の競馬ファン。太一はある日、中山競馬場で、キレ者で知られる上役の立花を見かける。立花は数百万円の払戻しを手にしていた。
 その後、立花に見込まれた太一は、自社がハゲタカファンドによる買収の危機にあることを知らされる。買収を阻止するにはあと10億円必要で、立花が用意できたのは5000万円。増やす手段は、皐月賞での単勝一点勝負! 太一がその購入役となる。
 狙うは、逸走癖のあるフリーランド。立花は、フリーランドが絶対に勝つと自信を見せる。その根拠は? 高額をつぎ込んでもオッズを保つ作戦とは? フリーランドの逸走を防ぐために立花が打った手とは?
 勝ち馬探しのヒントも満載の、全く新しい馬券ミステリー。

 解説と帯の推薦文は「純烈」リーダー 酒井一圭氏。

【島田氏コメント】
 3年前に上梓した『ダービーパラドックス』に始まる私の競馬ミステリーシリーズも、おかげさまで第5作を出すに至りました。
 今回は、初めて「馬券を買うファン」を主人公にしました。30代前半の松原太一という会社員です。太一の競馬に対する考え方や、馬の評価基準は、ほぼ私のそれと言えます。
 登場する馬の主人公であるフリーランドは、馬名からおわかりのように、私が好きなランドオブリバティをモデルにしています。あの馬がなぜホープフルステークスで逸走したのか。理由は馬に訊いてみないとわからないでしょうが、その考察にもつながる、私なりの推論も書き込みました。
 仕事や勉強、家事の合間に、通勤、通学、旅のお伴に、本作を楽しんでいただけると嬉しいです。

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