【本日の注目ポイント】障害の大一番・中山大障害、好メンバーの阪神Cにも注目

2021年12月25日 06:00

中山大障害にオジュウチョウサンらが出走予定(撮影:下野雄規)

 12/25(土)は中山・阪神の2場開催。24日正午の馬場発表は2場いずれも芝・ダート共に良。25日の天気は中山が雨のち晴れ、阪神が晴れ一時雨の予報となっている。

■中山大障害にタガノエスプレッソなど
 中山10Rは4100mの中山大障害(JGI)。昨年3着の雪辱を狙うタガノエスプレッソ、4年ぶりの出走となるオジュウチョウサン、平地・障害両重賞覇者アサクサゲンキなどが激突する。

■好メンバーの阪神C
 阪神11Rは芝1400mの阪神C(GII)。昨年の朝日杯FS覇者グレナディアガーズ、富士Sからの重賞連勝を狙うソングライン、連覇を目指すダノンファンタジー、マイルCSで5着だったホウオウアマゾン、重賞3勝のサウンドキアラなど好メンバーが集まった。

■有馬記念と同舞台のグレイトフルS
 中山11RはグレイトフルS(3勝)。26日の有馬記念と同じ芝2500mで行われる一戦で、菊花賞6着以来のヴェローチェオロ、同12着以来のロードトゥフェイム、5走ぶりの芝となるダノングロワールなどが出走。

■摩耶Sでバーデンヴァイラーの連勝なるか
 阪神10Rはダート1800mの摩耶S(3勝)。ここはバーデンヴァイラーが人気の中心になりそう。BCディスタフを制したマルシュロレーヌの半弟で、前走同舞台の2勝クラスを4馬身差の圧勝している。引き続きC.デムーロ騎手とコンビを組み、連勝でオープン入りなるか。

■万両賞にジャスティンヴェルなど
 阪神9Rは万両賞。芝1400mで行われる2歳1勝クラスで、ききょうSで2着だったジャスティンヴェル、ダートの未勝利を圧勝したシーヴィクセン、新馬勝ちのアルーリングウェイなどが出走する。

■中山6Rでタッチングスピーチの初仔らがデビュー
 ダート1800mで行われる中山6Rの新馬戦で、15年のローズSで1着、同年のエリザベス女王杯で3着など活躍したタッチングスピーチの初仔クロンマクノイズがデビュー。鞍上は横山武史騎手。他には、現3勝ホッコーハナミチの妹にあたるレオミネルバなど。

■中山5Rの新馬戦はヴァンガーズハートに注目
 中山5Rは芝1800mの新馬戦。ハービンジャー産駒ヴァンガーズハートに注目したい。半兄に今年の有馬記念ファン投票1位だったエフフォーリアがいる血統。兄の主戦である横山武史騎手を背にデビュー勝ちなるか。

■阪神5Rの新馬戦に注目馬揃う
 阪神5Rは芝1800mの新馬戦。シュヴァルグランやヴィルシーナの妹にあたるイヴィステラ、セレクトセール2億2680万円でリオンリオンらの弟にあたるホウオウフウジン、同1億4850万円のジャスティンカツミ、同4730万円で調教が抜群のノットゥルノなど注目馬が揃ってデビューする。

■浜中俊騎手らのバースデー
 本日は浜中俊騎手が33歳、稲垣幸雄調教師が44歳、武井亮調教師が41歳の誕生日。浜中騎手は中山で2鞍に騎乗。稲垣師は中山で1頭の管理馬が出走する。武井師の管理馬は本日の出走はないが、日曜に2頭がスタンバイ。

■富田暁騎手が区切りの勝利まであとわずか
 富田暁騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、本日は阪神で4鞍に騎乗する。

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