【大井・YJSファイナルラウンド大井結果】第1戦は船橋の篠谷葵騎手、第2戦は佐賀の飛田愛斗騎手が勝利

2021年12月28日 11:00

第1戦は船橋の篠谷葵騎手、第2戦は佐賀の飛田愛斗騎手が勝利(撮影:高橋正和)

 27日、大井競馬場で行われたYJSファイナルラウンド大井第1戦(3歳上・ダ1800m・1着賞金180万円)は、道中中団でレースを進めた篠谷葵騎手騎乗の5番人気ライヴクッキー(牡3、大井・赤嶺本浩厩舎)が直線大外を豪快に伸び、直線に入って一旦先頭に立った8番人気イルフェソレイユ(牝5、大井・納谷和玖厩舎)をクビ差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分58秒5(稍重)。

 また、YJSファイナルラウンド大井第2戦(3歳上・ダ1200m・1着賞金240万円)は、スタートで後手を踏み道中後方でレースを進めた飛田愛斗騎手騎乗の3番人気レディグレイ(牝5、大井・三坂盛雄厩舎)が3〜4コーナーで一気に進出して直線大外を伸び、逃げ粘った5番人気ウェイキー(牡3、大井・宗形竹見厩舎)に1.1/4差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分13秒9(稍重)。

 この結果、2021ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド大井終了時点のポイント上位者は、1位篠谷葵騎手(船橋)40P、2位飛田愛斗騎手(佐賀)31P、3位菅原明良騎手(JRA)30P、4位西谷凜騎手(JRA)26P、5位小沢大仁騎手(JRA)21P。

 なお、第2戦では3〜4コーナーにおいて4頭の落馬事故があり、金沢の兼子千央騎手、川崎の古岡勇樹騎手、高知の岡遼太郎騎手が病院へ緊急搬送され、北海道の若杉朝飛騎手も病院に向かったとのこと。

【篠谷葵騎手】
「距離が伸びていい馬だと聞いていたので、スタートが五分に出られればと思っていました。思ったよりもハミを取ってくれて、いつでも出れるなという状態でした。どこからでも動ける感じだったので自信を持って乗りました。ちょっと届かないかなと思って焦っちゃった部分もあるので、そこを修正してかっこよく乗りたいなと。

(明日の中山の芝コースは)初めてのコースなので、色々吸収しながら乗りたいと思います。まだあと1戦もあるので頑張ります。残り3戦も頑張りますので、応援よろしくお願いします」

【飛田愛斗騎手】
「強い馬に乗せていただいて、馬主さまをはじめ、調教師の先生、厩務員さん、調教をつけてくださった方に感謝しています。ありがとうございます。

 少しジャンプ発走になってしまって。内枠というのもあって、第1戦は外を回りすぎてしまったのでできるだけ外を回らないようにして、前を見ながら、差す脚はあると知っていたので、差しにかけました。(直線は)前2頭がいたので、外からは来ていないとわかっていたので、あとはもうこの2頭をかわして、どうにか頑張ってくれという感じで乗りました。

 1戦目、初めてで悔しい結果だったので、できるだけ2戦目は改善して勝ちたいなと思っていたので嬉しいです。今日は(地元の)調教師の先生も来てくれて、いいところが見せられてとても嬉しいです。明日も2戦あるので、応援よろしくお願いします」

(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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