14日、福島競馬場で行われた4R・3歳未勝利(ダート1700m)で、西田雄一郎騎手騎乗の9番人気カシノカスケード(牡3、栗東・福永甲厩舎)が優勝。この勝利がビークァイエット産駒のJRA初勝利となった。
勝ったカシノカスケードは父ビークァイエット、母イメージマツカゼ(その父スラヴィック)という血統。昨年6月のデビューから7戦目での勝ち上がりとなった。通算成績7戦1勝(うち地方1戦0勝)。
同馬の父ビークァイエットは、父サンデーサイレンス、母ダイナサッシュ(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に88年マイルCSなどGI・2勝のサッカーボーイ(牡22、父ディクタス)、甥に01年香港ヴァーズ(香G1)を勝ったステイゴールド(牡13、父サンデーサイレンス)がいる。JRAで3勝した後、佐賀、荒尾に移籍し、50戦9勝(うち地方30戦6勝)の成績で01年3月に引退した。JRAに競走馬登録されているのはカシノカスケード1頭のみ。地方ではカツイチカツヒメ(牝4、荒尾・頼本盛行厩舎)が05年9月に勝利している。