現地時間23日、香港のシャティン競馬場でG1・センテナリースプリントカップ(3歳上・芝1200m・8頭立て)が行われた。
最後の直線に入って先行各馬が伸びを欠き、後方の外から脚を伸ばした7番人気ストロンガー(Stronger、牡5、C.ホー騎手)と、2番人気タイのスカイフィールド(セ5、B.シン騎手)の一騎打ちの態勢に。この争いをストロンガーがアタマ差制した。勝ちタイムは1分08秒78(良)。
前走香港スプリント(香G1)3着の1番人気クーリエワンダー(セ4、J.モレイラ騎手)は6着。デビュー5連勝中で2番人気タイのマスターエイト(セ4、M.チャドウィック騎手)は7着。ともに好位から伸びを欠いた。
ストロンガーは父Not A Single Doubt(その父Redoute's Choice)、母Star Pupil、母の父Starcraftという血統。前走は香港スプリント5着で、今回が重賞初制覇。騎手として日本でも活躍したD.ホワイト調教師にとってもG1初制覇となった。通算成績は31戦6勝。
スカイフィールドは父Deep Field、母Laravissante、母の父O'Reillyという血統。香港のC.ファウンズ厩舎の管理馬。前走落馬発生の影響で波乱の展開となった香港スプリントで、G1初制覇を果たしていた。通算成績は19戦6勝。
※馬齢は現地表記に準ずる。