【ダイヤモンドS予想】ステイヤーズSとはやや性質が異なる長距離ハンデ重賞

2022年02月19日 06:35

ダイヤモンドSに出走予定のレクセランス(c)netkeiba.com

 暮れに行われるステイヤーズSよりも200mほど短い距離設定だが、ゴール前に急坂が待ち受けているとはいえ小回りコースでコーナーを8回まわる別定重量のステイヤーズSと、広い東京競馬場を1周半まわるハンデ戦の本レース。互いに特殊な距離で行われるという意味では共通しているが、やや性質は異なるようだ。今年の場合はトップハンデ馬が56キロで最軽量が牝馬の52キロ。必要以上に気にする必要はなさそうだ。

 ◎レクセランスは54キロで出走した万葉S2着馬。この時は最後の直線で外から伸びた52キロマカオンドールの強襲を許してしまったが、早めに抜け出したレースぶりは悪い内容ではなかった。もともとデビューから不敗の3連勝で皐月賞にまで駒を進めた素質馬。昨年秋に復帰するとケフェウスS6着、アルゼンチン共和国杯4着ののち万葉S2着と重賞競走に手が届くところまでやってきた。

 〇トーセンカンビーナは一昨年の阪神大賞典2着で、天皇賞・春5着とステイヤーとしての資質はなかなかのもの。長期休養を余儀なくされ、昨年夏の丹頂Sで復帰。アルゼンチン共和国杯7着のあとのステイヤーズSはスタートのミスを取り戻そうとレース途中でポジションをあげながらも最後まで渋太いレースで4着と復調気配を見せている。

 3連勝中の▲テーオーロイヤルは青葉賞の4着馬。未勝利戦を勝ち上がったばかりで初の重賞挑戦だったが、33秒台の末脚で、勝ったワンダフルタウンから0.1秒差まで詰め寄った。みやこSに勝ったメイショウハリオの半弟で、おじメイショウカドマツはダイヤモンドS3着馬。さすがに3000m以上の実戦は初めてだが、芝2400mは4戦3勝で、唯一の敗戦が前記青葉賞なら距離に不安はない。

 格上挑戦ながら、この距離で見直したい△カレンルシェルブル、前走の勝ちっぷりが好印象の△ヴェローチェオロと、青葉賞2着の実績がある△ヴァルコスと、距離は延びれば延びるほどよさそうな△メロディーレーンも押さえておきたい。

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