【弥生賞】ロジハービン 母ファーストチェアは父の特徴を引き出す傾向

2022年03月01日 06:00

 ロジハービン血統表

 「弥生賞ディープ記念・G2」(6日、中山)

 京成杯。5番人気にもうなずけるほど、私の周りも妙にロジハービンが沸いていた。映像を見直して納得。確かにこれは買える。早速、馬券を購入したのだが…。これまた軽視していたオニャンコポン(6番人気)の強襲で馬連は見事に相手抜け。ただ、敗戦の中にも同馬の実力の高さはしっかりとインプットできた。

 血統をひも解くと、父ハービンジャー×母父ジャングルポケットというクラシック向きの配合で、母ファーストチェアは国内外でG1・3勝を挙げたアドマイヤムーンの半妹。ということは、母系をさかのぼるとマイケイティーズケイティーズファースト〜ケイティーズにまで行き着く。

 つまり、同馬は今をときめくエフフォーリアと同じ一族であり、改めて“女傑”ヒシアマゾンの母として知られる名牝ケイティーズの血の強さを再認識させられた次第。

 全姉ヴァフラームが芝の中距離で活躍した反面、ヘニーヒューズ産駒の半兄フルデプスリーダーはダートの短中距離型。母ファーストチェアは父の特徴を引き出す傾向にあるようだ。比較的完成度が高そうな同馬は、父の悲願とも言えるクラシック制覇の夢をかなえられる下地は十分に備わっている。(デイリースポーツ・松浦孝司)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。