鈴木孝志師 4連勝でつかむ“障害タイトル”

2022年03月25日 06:03

 鈴木孝師

 26日阪神11R毎日杯に“期待の良血”スーサンアッシャー(牡3歳)を送り込む鈴木孝志調教師(50)=栗東=に、確認の意味で聞いてみた。「今週も障害レースに使いますか?」。すると師は間髪入れず、「使いますよ!」と力強く答えた。

 先週の障害は管理馬が躍動。まずは19日の阪神4Rをマッスルビーチ(牡6歳)で快勝すると、翌20日もノストラダムス(牡7歳)で勝利。勢いは止まらず、21日は中山4Rをアノ(牡6歳)で制し、史上初となる3日間連続開催での“障害完全制覇”を果たした。

 指揮官に強さの秘訣を聞くと「たまたまですよ」と謙遜するが、管理馬の“見極め”が絶妙だ。21年、平地で伸び悩んだ馬を障害戦に転向させて見事に再生。今週の27日阪神4Rにスタンバイするグランドビクトリー(牡6歳)への期待も大きく、「久しぶりに障害を使って3着。今はすごく具合がいいし、慣れが見込める2戦目で」とVへ気合が入る。

 06年4月に瀬戸口勉元調教師が出場機会3連勝を記録し、今回Vをつかめば4連勝で単独トップに。“異色の新人”小牧加矢太騎手のデビューでも注目を集める障害レースから今週も目が離せない。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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