【毎日杯予想】クラシックに直結! 瞬発力が問われる阪神外回り

2022年03月26日 06:35

毎日杯へ出走するリアド 重賞初制覇なるか(c)netkeiba.com

 阪神競馬場は、2000m戦で内回りコースが使用され、1800m戦は外回りのワンターンコース。瞬発力勝負になりやすいのが特徴だ。また、とくに近年では重要度が加速度的に増しているレースで、昨年はシャフリヤールがここをステップにダービーで世代の頂点へと上り詰めたほかキングカメハメハやディープスカイ、キズナ、アルアインなどがクラシックウイナーになっている。

 ◎リアドは、今回と同じ舞台の新馬戦に勝ち、若駒S2着馬。半マイル通過49.0秒という流れから強烈な決め手を発揮したデビュー戦も強かったが、どこか噛み合わないようなレースになってしまった若駒Sでも勝負強さを遺憾なく発揮した。ストロングタイタンやギルデッドミラーの半弟で、母タイタンクイーン14歳時の産駒だが、さすがセレクトセールでは4億7000万円まで競りあがった馬だ。まだ線の細さを感じさせる部分もあるが、その分伸びしろがありそうだ。

 〇ドゥラドーレスはセントポーリア賞優勝馬。右回りと左回りの違いはあるが、同じワンターンコースで行われた1800m戦を連勝してきた。デビュー戦が半マイル通過49.2秒、前半1000m62.1秒という流れを後方から追走し33.4秒の末脚で快勝。前走は一転して46.4〜58.3秒という速い流れになったが、戸惑うことなく追走し、最後は大外から力でねじ伏せるように突き抜けた。デビュー戦、そして2戦目ともに出遅れてしまったのが気になるが、祖母の半兄にディープインパクトがいる血統。クラシックに向けて楽しみな1頭だ。

 ▲コマンドラインはサウジアラビアRC優勝馬で、ホープフルS1番人気馬。前走はスタートでアオッてしまったために後方で揉まれこむようになってしまったのが敗因。加えて最後の直線でも不利を受けた。能力の高さはデビューからの2戦で証明済み。実績あるワンターンコースで見直したい。

 少頭数だけにあまり手を広げられないが、スローペースが予想される1戦だけに△セイウンハーデスの先行力は無視できない。前走のこぶし賞で先着を許したスタニングローズがフラワーCに勝利したことも心強い材料だ。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。