ダノンヒストリーの半兄のダノンベルーガ(24年11月撮影、ユーザー提供:TAKE2さん)
セレクトセールで超高額取引となったダノンヒストリー(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が、日曜東京5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを目指す。
ダノンヒストリーは父エピファネイア、母コーステッド、母の父Tizwayの血統。母は16年の米G1・BCジュベナイルフィリーズターフの2着馬。半兄のダノンベルーガは22年の共同通信杯の覇者で、23年のドバイターフで2着になるなど、古馬中距離戦線で活躍している。また、半姉のボンドガールは24年の秋華賞の2着馬。この血統が評価されて、24年のセレクトセール1歳では3億9000万円(税抜)、税込では4億円を超える高値で取引された。
ここまでレースでも手綱を取るD.レーン騎手が3週連続で追い切りに騎乗するなど、精力的に乗り込まれてきた。時計も申し分なく、血統にふさわしいポテンシャルの持ち主。気は早いが、来春の大舞台が楽しみになるようなデビュー勝ちを期待したい。