国内外で産駒が活躍するモーリス。写真は引退式の様子(撮影:下野雄規)
豪ロイヤルランドウィック競馬場で行われたオーストラリアンダービーを制しG1・3勝目を挙げたヒトツ(Hitotsu、牡3)が、ジャパンカップに参戦する可能性があると現地メディア『The Sydney Morning Herald』が報じている。
父モーリス、母Love is Fickle、母の父Redoute's Choiceという血統で、C.マー&D.ユースタス厩舎の管理馬。モーリスは2015年の年度代表馬で、ヒトツは父がシャトル種牡馬としてオーストラリアで供用されていた際の生産馬。
昨年10月のヴィクトリアダービー(芝2500m)、今年3月のオーストラリアンギニー(芝1600m)を制しており、現在の通算成績は8戦4勝。当面の目標は、現地時間10月22日にムーニーバレー競馬場で行われるコックスプレート(豪G1)であり、その次走候補として日本への参戦が選択肢に挙がっている。