2006年JCダートを後藤浩輝騎手の手綱で制したアロンダイト(撮影:下野雄規)
2006年のジャパンカップダート(GI)を制したアロンダイト(19歳)と、2010年の天皇賞・春(GI)を制したジャガーメイル(18歳)は、岡山県真庭市のオールド・フレンズ・ジャパンに移動した。同団体のTwitterで22日に発表された。
アロンダイトは父エルコンドルパサー、母キャサリーンパー、母の父Riverman。甥にクリソベリルやダンビュライトがいる血統。
2006年6月の3歳未勝利戦から後藤浩輝騎手が騎乗し、そこから5連勝でJCダートまでを制覇。一気に砂の頂点まで駆け抜けた。通算成績は16戦5勝。
ジャガーメイルは父ジャングルポケット、母ハヤベニコマチ、母の父サンデーサイレンスという血統。
2008年の香港ヴァーズ3着、2010年の京都記念まで重賞2着3回などあと一歩勝ち切れない走りが続いたが、同年の天皇賞・春をC.ウィリアムズ騎手の手綱で制し、初の重賞制覇を長距離の大舞台で飾った。通算成績は34戦6勝。
両馬はこれまでともに、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで、功労馬として過ごしていた。