重賞初制覇を果たしたタツノエクスプレス(撮影:高橋正和)
4日、船橋競馬場で行われた第36回東京湾C(3歳・重賞・ダ1700m・1着賞金1800万円)は、好位でレースを進めた和田譲治騎手騎乗の3番人気タツノエクスプレス(牡3、川崎・田辺陽一厩舎)が、逃げ粘る1番人気ロマンスグレー(牡3、船橋・林正人厩舎)をゴール前で交わし、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒0(稍重)。
さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気フレッシュグリーン(牡3、川崎・加藤誠一厩舎)が入った。なお、2番人気マイブレイブ(牡3、船橋・川島正一厩舎)は5着に終わった。
勝ったタツノエクスプレスは、父アジアエクスプレス、母ダイナルシャトー、その父コマンダーインチーフという血統。昨年8月以来の白星を重賞初制覇で飾った。通算成績はこれで8戦2勝。
2着までに入ったタツノエクスプレスとロマンスグレーは、6月8日に大井競馬場で行われる東京ダービーの優先出走権を獲得した。