【新潟大賞典予想】長い直線コースは向く、波乱傾向のハンデ重賞で改めて期待

2022年05月08日 06:35

ステラリアはコース替わりで力を発揮できるか(ユーザー提供:やなぎさん)

 ワンターンの舞台で行われる芝2000m戦のハンデ戦。過去10年で1番人気馬の勝利はなく、2着2回3着3回。3番人気以内まで枠を広げても1着3回2着5回3着3回と人気があてにならないレースだ。トップハンデ馬は、延べ18頭の出走で、こちらも1勝2着2回。実績上位馬には厳しいレースになっている。

 ◎ステラリアは忘れな草賞の優勝馬で、エリザベス女王杯2着馬。前走の大阪杯は休み明け2戦目で、後方から追い上げたものの勝ったポタジェから0.6秒差の8着だった。日英ダービー馬の配合で、たとえ牡馬が相手でも距離に不安はない。結果論から言えば、強い馬たちを相手にベストの競馬ができなかった印象で、それでも着順から受ける印象ほど大きく負けてはいない。一瞬の脚というよりも長く良い脚を使う印象で、長い直線コースはあっているはず。改めて期待したい。
 
 〇アルサトワは但馬S、そして大阪城Sの優勝馬。前々走ではカイザーバローズと1着を分け合い、前走ではアイコンテーラー、レッドガランに先着している。母ポップアイコンはオークス馬レディパステルの半妹で自身もJRA3勝馬。NHKマイルCに出走を予定しているマテンロウオリオンはレディパステルの孫だから、血統的に似ている。ルーラーシップ×ダイワメジャーの配合イメージ通りに加速力と粘りが身上だ。

 ▲アイコンテーラーは魚沼S含め新潟競馬場4戦4勝。内回りの2000mでも勝利経験があるが、外回りコースは3戦3勝と持ち味を生かせる舞台のようだ。前走の大阪城Sは好位から伸び負けしたような印象だったが、当時の勝ち馬アルサトワとは2kg差だったハンデ差が4kgと広がった。0.2秒差は逆転の範囲内だろう。

 前走の但馬Sで1着を分け合ったアルサトワが格上げ初戦のリステッドレースを勝ったことで意気上がる△カイザーバローズと、長い直線を味方にしたい△プレシャスブルーも押さえておきたい。

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