5秒1差の圧勝劇を見せたフォッサマグナ(写真は3歳500万下優勝時、撮影:下野雄規)
7日の新潟4R・4歳上障害未勝利は、序盤から他馬を引き離してレースを進めた1番人気フォッサマグナ(セ6、美浦・黒岩陽一厩舎)がそのまま押し切り優勝。勝ちタイムは3分06秒7(良)。
2着馬ブルームラッシュは3分11秒8で入線し、そのタイム差は5秒1。近年稀にみる大差の圧勝劇で障害戦初勝利を手にした。
なお、1986年以降JRAの最大タイム差はシンボリクリエンスが勝った1992年中山大障害・春の8秒6差。
フォッサマグナは父War Front、母River Belle、母の父Lahibという血統の米国産馬で、今年2月に引退した藤沢和雄調教師の元管理馬。
2018年12月にデビュー。翌年2月には共同通信杯で4着に入り、4月のアーリントンCでは1番人気に推された実績を持つ素質馬。今年1月に障害戦に初挑戦し、今回が2度目の障害レースだった。通算成績は17戦4勝(うち平地15戦3勝)。