ゼッケン番号46 エルダーサイン、ゼッケン番号16 スティルディマーレ(撮影:竹之内元)
【6月4日(土) 東京芝1600m】
◆ノッキングポイント(牡、父モーリス、母チェッキーノ、美浦・木村哲也厩舎)
母はアネモネS(オープン)、フローラS(GII)を勝っており、GIのオークス(2着)でもシンハライトとクビ差の接戦を演じた。本馬が初仔となる。
「まだ集中力を欠くなど気性的に幼いところがあるけど、いいフットワークをする。血統的にも期待されているし、上手に走れるように修正しながら体調を整えていきたいと思います」と木村哲也調教師。
鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。
その他ではオールパルフェ(牡、父リアルスティール、母クイーングラス、美浦・和田雄二厩舎)、スティルディマーレ(牡、父ロードカナロア、母コケレール、美浦・国枝栄厩舎)、ハッピーパンニャ(牡、父エピファネイア、母ハッピーノリチャン、美浦・黒岩陽一厩舎)、バロックダンス(牝、父モーリス、母リトミックダンス、美浦・小手川準厩舎)、マツリダパーチェ(牡、父サトノダイヤモンド、母ボウルズ、美浦・水野貴広厩舎)などにも注目だ。
【6月5日(日) 東京芝1600m(牝馬)】
◆エルダーサイン(牝、父ハーツクライ、母コンドコマンド、美浦・国枝栄厩舎)
現3歳の半兄コマンドラインは昨年、東京の開幕週にデビュー勝ち。秋にはサウジアラビアロイヤルCで重賞初制覇を飾った。
「牝馬に出たぶん、大型馬の兄よりも良くなるのは早そう。馬体に伸びがあるし、気性的にも扱いやすい。いい感じです」と国枝栄調教師。
こちらの鞍上もC.ルメール騎手が予定されている。
◆メリオルヴィータ(牝、父ダイワメジャー、母メリオーラ、美浦・池上昌和厩舎)
現3歳の半姉メリトクラシーは6月の中京(芝1200m)でデビュー勝ちを飾った。ここ2週の追い切りにはジョッキー(福永祐一騎手)が騎乗しており、陣営も仕上がりの良さに好感触だ。
「しっかりと乗り込んできた。馬っぷりがいいし、素質の高さを感じる。牝馬に特有の繊細なところはあるけど、そこをクリアできれば…。ジョッキーは『初戦から動けそう』と言ってくれている。いい形で持っていけそうだし、楽しみにしています」と池上昌和調教師。
鞍上は福永祐一騎手が予定されている。
【6月5日(日) 東京芝1400m】
◆クラックオブドーン(牡、父サトノクラウン、母クラックシード、美浦・中舘英二厩舎)
父は現2歳が初年度産駒となる。3代母は秋華賞の勝ち馬ファビラスラフイン。一族からは阪神大賞典の勝ち馬ギュスターヴクライが出ている。
「イメージしていた以上に素軽い。青鹿毛で見栄えがいいし、この時期にしては完成度も高そう。ハミにモタれるようなところも改善してきたし、いい感じに仕上がっている。初戦から動けると思います」と中舘英二調教師。
鞍上は福永祐一騎手が予定されている。
その他ではシャンディエン(牡、父ドレフォン、母デグラーティア、美浦・林徹厩舎)、マローディープ(牡、父スクリーンヒーロー、母モルジアナ、美浦・木村哲也厩舎)などにも注目だ。
(取材・写真:竹之内元)