12日、京都競馬場で行われた葵S(3歳OP・芝1400m)は、上村洋行騎手騎乗の1番人気カノヤザクラ(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が最内から抜け出し、猛追した2番人気アドマイヤヘッドをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分22秒6(良)。さらにクビ差の3着には11番人気マセラティスタが入った。
勝ったカノヤザクラは、父サクラバクシンオー、母ウッドマンズシック(その父Woodman)という血統。半姉に02年セントウルS(GIII)2着のパイアン(父Cozzene)がいる。昨年10月のデビュー戦を5馬身差で圧勝し、続くかえで賞(500万下、京都・芝1400m)もレコードで制して2連勝。今年もファルコンS(GIII)で2着に入るなどの好走を見せていた。通算成績7戦3勝。