【ラジオNIKKEI賞展望】3歳のハンデ重賞、逃げ先行馬の活躍が多い

2022年06月28日 06:00

注目のボーンディスウェイ(撮影:下野雄規)

 クラシック戦線で敗れた馬や間に合わなかった馬が、秋以降の飛躍を目指し集結するハンデ戦。13年から福島開幕週に行われており、それ以前と比べるとスピードやキレ味が要求されるようになっている。

1.先行馬優勢

 昨年7番人気で3着のノースブリッジ、20年8番人気1着のバビット、7番人気2着のパンサラッサ、19年9番人気2着のマイネルサーパス、18年9番人気3着のキボウノダイチ、17年8番人気2着のウインガナドルなど、逃げ先行馬が毎年のように人気以上の活躍をしている。

2.距離延長は勝ち切れない

 13年以降、今回距離延長となる馬は[0-2-4-32]と勝ち切れていない。3番人気以内6頭を含みながらこの成績であり、軸としては狙い辛い。

3.休養明けは苦戦傾向

 過去9回で、前走から中9週以上間隔が空いていた馬は[0-2-1-27]で複勝率10.0%と苦戦気味。対して、前走4〜8週の馬は[8-6-5-57]で複勝率25.0%、3週以内は[1-1-3-22]で複勝率18.5%。

 ボーンディスウェイは近3走の重賞をすべて4角3番手以内で回っている先行馬。中10週であり好走傾向に完全に合致するわけではないが、前走の皐月賞と比べて相手関係が一気に楽になる以上、前進は必至だろう。

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