TCKは14日、武智一夫調教師(72)が後進に道を譲るため、31日付で引退すると発表した。
武智一夫(たけち かずお)調教師は、騎手時代にダンサーで59年秋の鞍(現在の東京大賞典)、ハルセキトで59年大井杯(現在の羽田盃)、シャチオーで59年ダイオライト記念を勝つなど活躍。70年3月に調教師免許を取得し、重賞はトラストホークで82年東京記念、82年東京大賞典、83年帝王賞を、タカシマリーガルで85年青雲賞を制している。13日現在の地方通算成績は5489戦505勝。同じく大井所属の武智政明調教師(43)は次男。