先週の2日福島11R・TUF杯(
サトノファビュラス)と、3日函館11R・巴賞(
ホウオウピースフル)を制した丸田恭介騎手(36)=美浦・フリー。土日のメインを連勝し、存在感を大いにアピールしてみせた。「上のクラスで、いい馬に乗せてもらっているし、チャンスを頂いてますからね。ありがたいです」と感謝の気持ちを伝える。
今週は10日福島11R・七夕賞に、21年の2着馬
ロザムールで参戦する。同レースの丸田で印象深いのは、11番人気(単勝100・8倍)の伏兵でVをつかんだ18年の
メドウラークだ。「何かがあるレースですからね。僕はこういうのは好きですよ」とうなずく。荒れる重賞として知られているだけに、22年も波乱を演出しても不思議はない。「少しでもいい形でレースをしたいですね」と一発を狙う。
ちなみに9日福島11R・阿武隈Sは
ウエストンバートに騎乗予定。2週続けてメインジャックなるか。意外性のある男から目が離せない。(デイリースポーツ・小林正明)