福島3Rで初勝利を飾ったマイネルビジョン(撮影:下野雄規)
7月24日に福島競馬場で行われた2歳未勝利戦(3R、芝1800m)で、7枠11番マイネルビジョン(牡2、美浦・高木登厩舎)が道中3番手追走から直線で抜け出し初勝利を挙げた。これにより、日本国内におけるオスカーパフォーマンス(Oscar Performance)産駒の初勝利となった。
マイネルビジョンは父Oscar Performance、母ソングオブアイスアンドファイア、母の父Dynaformer。二代母Catchascatchcanは1998年のヨークシャーオークス(英G1)覇者で、近親に2019年のマーメイドS (GIII)2着の実績を持つレッドランディーニなどがいる血統。
Oscar Performanceは米国産の新種牡馬で、父Kitten's Joy、母Devine Actress、母の父Theatricalという血統。アメリカの芝路線で活躍し、2016年のBCジュヴェナイルターフ(G1)、2017年のベルモントダービー(G1)とセクレタリアトS(G1)、2018年のウッドバインマイル(G1)などを勝利した。現在、日本にはマイネルビジョンを含む2頭の産駒が血統登録されている。