初陣を快勝した英国産馬ヤクシマ(C)netkeiba.com
7月23日に小倉競馬場で行われた2歳新馬戦(5R、芝1200m)に出走し、単勝1番人気に応えて初陣を勝利で飾ったヤクシマ(牡2、栗東・寺島良厩舎)は、9月4日に小倉競馬場で行われる小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)または8月13日のフェニックス賞(OP)へ向かう。
ヤクシマは父Havana Grey、母Satsuma、母の父Compton Placeという血統の英国産馬。
前走の2歳新馬戦では岩田望来騎手を鞍上に迎え、8頭立ての道中5番手から追走。好位から脚を伸ばしたプリティジェニーを直線で早々に捉え、後続に1馬身差をつけて快勝。Havana Grey産駒の日本国内初出走初勝利となった。
父はイギリスのK.バーク厩舎に所属していた元競走馬で、アイルランドのG1・フライングファイブS(芝5F)覇者。母の父Compton Placeは1997年のジュライカップ(英G1)を制したスプリンターで、芝5Fの英G1・ナンソープSを制したBorderlescottなど、父としても優秀な短距離馬を輩出している。