2020年の中山牝馬Sで重賞初制覇を飾ったフェアリーポルカ(撮影:下野雄規)
31日、札幌競馬場で行われたクイーンS(3歳上・牝・GIII・芝1800m)に吉田隼人騎手とのコンビで出走し7着となったフェアリーポルカ(牝6、栗東・西村真幸厩舎)は、レース中に鼻出血を発症していたことが判明した。
同馬はJRAが定める「鼻出血による出走制限」により、8月31日までの1ヶ月間、出走停止となる。
フェアリーポルカは父ルーラーシップ、母フェアリーダンス、母の父アグネスタキオン。伯母に2001年のエリザベス女王杯(GI)覇者トゥザヴィクトリー、伯父に重賞3勝馬サイレントディールなどがいる血統。
2018年12月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。翌2019年3月の君子蘭賞(500万下)で2勝目を挙げると、同年のオークス(GI)、秋華賞(GI)にも出走した。2020年3月の中山牝馬S(GIII)では、雪の降る不良馬場の中、道中6番手の位置から鋭伸し重賞初制覇。続く4月の福島牝馬S(GIII)では道中12番手から上がり最速の末脚を繰り出して重賞連勝を飾った。通算成績は23戦4勝。
(JRAのホームページによる)