昨年の凱旋門賞覇者トルカータータッソ(c)netkeiba.com
現地時間10月2日にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(3歳上・G1・芝2400m)。日本競馬の悲願とも言える凱旋門賞制覇に向けて、今年は日本から4頭が参戦。古馬総大将タイトルホルダー、今年の日本ダービー馬ドウデュースなどが名を連ね、例年以上の盛り上がりを見せている。
今回は1か月後に迫る決戦を前に、現時点での上位人気馬について見ていきたい。9月1日時点では、各ブックメーカーともに世界最強馬バーイードが圧倒的1番人気に推されている。まだ正式に出走が決定したわけではないが単勝オッズは3倍前後で設定されており、参戦すれば日本馬にとって最大の壁となりそうだ。
2番手には目下G1・5連勝中の5歳牝馬アルピニスタが支持されており、タイトルホルダーがそのあとに続いている。タイトルホルダーの単勝オッズは7倍から9倍付近で、多くのブックメーカーで10倍を切るオッズとなっている。
その他の日本馬についてはドウデュースが11倍〜15倍の5番手評価を受けており、人気を集めている。ディープボンド、ステイフーリッシュについては、アイルランドのブックメーカー『Paddy Power』社がそれぞれ41倍と67倍のオッズを提示している。
上位人気馬のオッズは以下の通り。
◆凱旋門賞オッズ(9/1時点)
※順に『William Hill』『bet365』社のオッズ、単勝21.0倍以下の馬のみ掲載
3.25、3.0 バーイード
8.0、7.0 アルピニスタ
9.0、7.0 タイトルホルダー
10.0、8.0 トルカータータッソ
11.0、13.0 ドウデュース
15.0、10.0 ヴァデニ
15.0、15.0 パイルドライヴァー
21.0、13.0 オネスト
21.0、17.0 ルクセンブルク
21.0、21.0 ニューロンドン
21.0、21.0 ウエストオーバー