種牡馬インクルードが死亡 米G1馬多数輩出や日本馬の母父としても活躍

2022年09月06日 21:50

インクルードを母の父に持つヒーズインラブ(撮影:下野雄規)

 2001年のピムリコスペシャルH(米G1)覇者で、種牡馬として活躍馬を多数送り出したインクルード(Include)が心臓病の悪化のため、安楽死していたことがわかった。25歳だった。現地時間5日、米競馬メディア『Bloodhorse』が報じている

 Includeは父Broad Brush、母Illeria、母の父Stop the Musicという血統。1998年の毎日杯勝ち馬のミラクルタイムは叔父にあたる。

 1997年にアメリカで誕生。競走馬として米G1を含む重賞3つを制し、10勝を挙げる活躍を見せた。引退後はアメリカで種牡馬入りし、2009年から2013年にはアルゼンチンでシャトル種牡馬として供用。全世界でG1馬11頭を輩出した。

 代表産駒はアメリカンオークス覇者のパンティーレイド(Panty Raid)や、米G1・2勝を挙げたInclude Me Out。また、米G1馬でJRAで初仔と二番仔がデビューしているインクルードベティがいる。日本では、2017年の新潟大賞典を制したサンデーウィザードや、2018年のダービー卿CT覇者のヒーズインラブの母の父として知られている。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。