外ラチに膨らむも節分Sを勝利したリフレイム(撮影:下野雄規)
前走の朱鷺Sで9着だったリフレイム(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)は10月30日に東京競馬場で行われるペルセウスS(3歳上・OP・ダート1400m)へ向かう。
リフレイムは父American Pharoah、母Careless Jewel、母の父Tapitという米国産馬。父は2015年のアメリカ三冠馬で同年のエクリプス賞年度代表馬に選出。母Careless JewelはアラバマS(米G1)を含む米重賞3勝馬。
2020年7月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。直線で外ラチ沿いまで逸走しつつも勝利し、続く1勝クラスでは最後方から追い込み、5馬身差の圧勝。今年は1月の節分Sを制して古馬OP入りを果たし、6月のパラダイスS(L)を制して5勝目を挙げた。どちらも新馬戦と同じく、直線で外ラチに逃避しながらの勝利であった。通算成績は14戦5勝。