プレフェリータが単勝15番人気で中山12Rを制した(撮影:下野雄規)
11日、中山競馬場で行われた3歳上2勝クラス(12R、ダ1200m)は、原優介騎手が手綱を執ったプレフェリータ(牝4、美浦・萩原清厩舎)がゴール前で抜け出し白星を飾った。レースは1頭出走取消による15頭立てで行われ、同馬は単勝15番人気の伏兵評価。単勝の払い戻しは119.6倍となった。
プレフェリータは父モーリス、母レジネッタ、母の父フレンチデピュティという血統。母は三連単700万円超の大波乱決着となった2008年の桜花賞(GI)で単勝12番人気の伏兵評価を覆し、GIタイトルを手にした実績馬。
2020年11月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。昨年1月、3戦目となった3歳未勝利戦を勝利し、同年7月に通算2勝目を挙げていた。今年5月の東京開催で16頭立ての16着に敗れた前走から、夏場の休養を挟んで大きな変わり身を見せた。
また同レースの2着に単勝6番人気のパイプライン、3着には単勝1番人気のタヤスゴールドが入線し、3連単の払い戻しは48万190円の波乱決着となった。