【神戸新聞杯】アスクワイルドモア成長 復帰の岩田望と好発進へ

2022年09月22日 06:05

 岩田望を背に栗東CWで順調ぶりをアピールしたアスクワイルドモア(左)=撮影・石湯恒介

 「神戸新聞杯・G2」(25日、中京)

 人馬ともに待望の復帰戦だ。秋初戦を迎えるアスクワイルドモアは21日、負傷により戦列を離れていた岩田望が騎乗し、栗東CWでダノンドリーマー(4歳2勝クラス)と併せ馬。しまい強めに追われて首差先着を果たし、6F83秒7-37秒9-11秒4をマークした。

 感触を確かめた鞍上は「見た目に大きくは変わっていませんが、春と比べるとどっしりとして、幅が出てきましたね。精神的にも落ち着きが出ました」と、ひと夏越しての成長を感じた様子。休み明けということもあって、ラストはしっかり。「反応は良かったですね」と動きにも合格点を与えた。

 岩田望は8月の小倉で馬場入場時に馬が転倒し、左足甲を2カ所、足の裏を1カ所骨折。思わぬアクシデントに見舞われたが、「後ろを向いていても仕方がない。いい休みをもらったと思って」と気持ちを切り替えた。休養期間中もレースは欠かさずチェック。「乗っていたら分からない視点で競馬を見ることができました」と前を向き、モチベーションを保ち続けた。

 復帰週から重賞騎乗のオファー。感謝を胸に、Vでアピールしたい。「有り難いですね。一頭一頭大事に乗って、それが大舞台での騎乗につながれば」。菊を見据える相棒とともに、京都新聞杯Vの思い出の地から好発進を決める。

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