10日の東京2R・2歳未勝利戦(芝1600メートル、牝馬限定、14頭立て)は、単勝1・8倍と断然人気の支持を集めた
ウヴァロヴァイト(牝、美浦・萩原清厩舎、父
サトノクラウン)が、最後の直線で力強く抜け出し、2戦目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分34秒9(稍重)。
五分の発馬から道中は中団追走。勝負所を手応え良く進出して最後の直線に向くと、馬場の内めを一気に抜け出し、後方から差を詰めた
ウインターダフネ(横山和生騎手)に1馬身3/4差をつけてゴールした。
横山武史騎手は「新馬戦から期待していて前走は残念でしたけどきっちり勝ってくれて良かったです。遊ぶしぐさがあった馬なのでギリギリまで先頭に立つのを我慢させました。いい馬ですね」と喜びを口にした。半兄の
ミトラは金鯱賞、福島記念と重賞2勝を含むJRA9勝と活躍しており、今後に期待が持てそうだ。