【菊花賞注目馬情報】安定感抜群アスクビクターモア 社台ファーム生産の良血馬が悲願のGI制覇へ

2022年10月18日 18:06

今年弥生賞ディープインパクト記念を制した際のアスクビクターモア(撮影:下野雄規)

 10月23日に阪神競馬場で行われる菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)。牡馬クラシック最後の一冠を懸けた未知の長距離戦にアスクビクターモアが挑む。

 アスクビクターモアは父ディープインパクト、母カルティカ、母の父Rainbow Questという血統。2020年のセレクトセールにて1億8700万円の価格で落札された。半姉のQemahは欧州G1・2勝を挙げた名マイラーである。

 昨年6月に東京競馬場でおこなわれた2歳新馬戦でデビュー。2走目の未勝利戦を勝ち上がり、今年1月に2勝目を挙げた。3月に行われた弥生賞ディープインパクト記念では、後のダービー馬ドウデュースの追撃を振り切って重賞初制覇。

 牡馬クラシック第一冠・皐月賞では、好スタートからハナに立つと5着に粘りこむタフさを見せた。二冠目の日本ダービーでは、ハイペースで逃げるデシエルトの2番手を追走。ドウデュースやイクイノックス、ダノンベルーガは後方を追走していた中、厳しいペースを踏ん張り3着に。約4か月の休み明けとなった前走のセントライト記念では、上がり馬ガイアフォースの2着となったものの、後続に3馬身差をつける走りであった。

 生産牧場である社台ファームは生産馬スターズオンアースが、先週惜しくも三冠を逃す結果に。世代のトップクラスと戦い続け、常にハイレベルな走りを見せてきたアスクビクターモアが、ついにGIのタイトルを掴むことができるのか。要注目である。

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