夭折した2018年欧州年度代表馬ロアリングライオン わずか1世代の産駒からG1馬誕生

2022年10月23日 20:04

 現地10月22日にフランスのサンクルー競馬場で行われたクリテリウムドサンクルー(仏G1)は、激しい叩き合いの末にドバイマイル(牡2、Dubai Mile)が勝利。G1初制覇を飾った。

 ドバイマイルは父Roaring Lion、母Beach Bunny、母の父High Chaparralという血統。

 父ロアリングライオンは2018年のエクリプスS、英インターナショナルS、愛チャンピオンS、クイーンエリザベス2世SとG1を4連勝し、同年の欧州年度代表馬に輝いた。3歳シーズンで現役を退き種牡馬入りしたが、翌2019年8月に疝痛を発症し安楽死に。

 産駒はわずか1世代しか残らなかったものの、ドバイマイルの勝利により産駒の初G1制覇を達成した。

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