「Road to Classic」を
コンセプトに、来春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付けしてお届けします。今週の牡馬はアイビーSを制した
チャンスザローゼスが2位にランクイン。重賞ではないものの、過去の勝ち馬には16年
ソウルスターリング、18年
クロノジェネシス、21年
ドウデュースとのちのG1馬がいる出世レースだ。V時計1分47秒5は21年より1秒8も速く、馬場の違い考慮した上でも優秀。同馬は気性面の若さという課題はあるものの、高いポテンシャルを秘めている。
牝馬はアルテミスSで重賞初制覇を達成した
ラヴェルが2位に入った。出遅れて後方の位置取りになりながらも、メンバー最速の上がり3F33秒0を記録してVと強いレースぶり。半姉が
ナミュールという血統的な魅力もある。1位は同レースで2着となった
リバティアイランドが死守。2位
ラヴェルに直接対決で負けたものの、同馬は直線で進路がなく、不完全燃焼の競馬だった。この一戦だけでは評価できない。