永島まなみ騎手＝栗東・高橋康之厩舎＝は2日に笠松競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンド笠松で、2鞍に騎乗して3着と2着。35ポイントを上積みし、JRA西日本の1位で、2年連続のファイナルラウンド(12月16日・名古屋競馬場、同17日・中京競馬場)進出を決めた。「2頭とも最後までよく粘ってくれて、馬に助けられました。昨年はファイナルで結果を出せなかったので、今年こそはいい結果を出したいです」と力を込めた。

　先週は、土曜新潟5Rをメイショウカゼマチで勝ち、JRAで3週連続V。「4週連続勝てるように頑張りたいですね」と意気込む。土日ともに福島で騎乗する今週は自己最多となる14鞍(土曜、日曜ともに7鞍)が集まり、目が離せない。

　メイショウカゼマチの角田厩舎からは今週、シェーン(日曜福島3R)の依頼を受けた。2日の追い切りで初めてコンタクトをとり、「すごく動き自体は良かったです。角田さん(角田大和騎手)から『砂をかぶるとやめる部分がある、気の弱い部分がある』と聞いており、砂をかぶらない位置でいられたらベスト。調教の動きから、このクラスでも通用していいと思います」とイメージはいい。

　小林厩舎からは昨年9月20日以来となる依頼。土曜福島8Rのミステリーウェイは1週前追い切りに騎乗し、「気の弱い部分があります。もまれるとやめてしまうところがあるみたいです。ただ、調教の動きはすごく良かったですし、もまれなければ、十分チャンスだと思います」と8枠15番に入って、外枠は歓迎か。

　【土曜福島】

1R・ルクスメテオール(牡2歳、栗東・小林真也厩舎、父ダイワメジャー)

2R・オーサムサンライズ(牝2歳、栗東・石坂公一厩舎、父マクフィ)

3R・スマートビクター(牡3歳、栗東・吉田直弘厩舎、父マジェスティックウォリアー)

7Rフウゲツムヘン(牝3歳、美浦・新開幸一厩舎、父ドレフォン)

8R・ミステリーウェイ(セン4歳、栗東・小林真也厩舎、父ジャスタウェイ)

9R・アーティフィス(牝4歳、栗東・小崎憲厩舎、父ハーツクライ)

12R・キタサンユーダイ(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎、父キタサンブラック)

　【日曜福島】

1R・エルクリード(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父リオンディーズ)

2R・ミルトクレイモー(牡2歳、栗東・中村直也厩舎、父バゴ)

3R・シェーン(牝5歳、栗東・角田晃一厩舎、父ヴィクトワールピサ)

5R・イノ(牝2歳、美浦・村田一誠厩舎、父ダノンバラード)

7R・ハクサンセレーネ(牝3歳、美浦・新開幸一厩舎、父ハクサンムーン)

8R・クーファイザナミ(牝5歳、美浦・小手川準厩舎、父ディープインパクト)

12R・ポメランチェ(牝3歳、栗東・牧田和弥厩舎、父キングカメハメハ)