G1・5勝を果たしたオセアニアの名馬スタークラフトが死亡 現役時にはルメール騎手が騎乗し英仏でタイトル獲得

2022年11月04日 16:13

スタークラフト産駒のブリザード。写真は2018年高松宮記念出走時(ユーザー投稿:シンイチッスさん)

 ニュージーランドで生まれ、4歳まで南半球で競走馬生活を送り、その後イギリス・フランス・アメリカで出走。G1・5勝を挙げた名馬スタークラフト(Starcraft)が死亡。22歳だった。豪競馬メディア『Racing.com』が報じている。

 スタークラフトは父ソヴィエトスター、母Flying Floozie、母の父Pompeii Courtという血統。現役時代の成績は22戦11勝で、ニュージーランドで殿堂入りを果たしている。

 現役引退後は種牡馬となり、豪G1を2勝したスターウィットネス(Star Witness)や、新G1を2勝したウィーキャンセイイットナウ(We Can Say It Now)、2017年のスプリンターズS (GI)と2018年の高松宮記念(GI)に来日しいずれも5着に入線したブリザード(Blizzard)などを送り出している。

 スタークラフトが勝利したG1は下記の通り。

 2004年 チッピングノートンS(豪G1)
 2004年 オーストラリアンダービー(豪G1)
 2004年 ホークスベイチャレンジS(新G1)
 2005年 ムーランドロンシャン賞(仏G1)
 2005年 クイーンエリザベス2世S (英G1)

 このうち、2005年に英仏でG1を制した際の鞍上は現在JRAに所属するC.ルメール騎手が務めていた。

 先んじて同馬の永眠を報じたnetkeibaの公式Twitterに対し、C.ルメール騎手は「自分が騎乗した偉大な馬の1頭」とコメントを寄せている。

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