スタークラフト産駒のブリザード。写真は2018年高松宮記念出走時(ユーザー投稿:シンイチッスさん)
ニュージーランドで生まれ、4歳まで南半球で競走馬生活を送り、その後イギリス・フランス・アメリカで出走。G1・5勝を挙げた名馬スタークラフト(Starcraft)が死亡。22歳だった。豪競馬メディア『Racing.com』が報じている。
スタークラフトは父ソヴィエトスター、母Flying Floozie、母の父Pompeii Courtという血統。現役時代の成績は22戦11勝で、ニュージーランドで殿堂入りを果たしている。
現役引退後は種牡馬となり、豪G1を2勝したスターウィットネス(Star Witness)や、新G1を2勝したウィーキャンセイイットナウ(We Can Say It Now)、2017年のスプリンターズS (GI)と2018年の高松宮記念(GI)に来日しいずれも5着に入線したブリザード(Blizzard)などを送り出している。
スタークラフトが勝利したG1は下記の通り。
2004年 チッピングノートンS(豪G1)
2004年 オーストラリアンダービー(豪G1)
2004年 ホークスベイチャレンジS(新G1)
2005年 ムーランドロンシャン賞(仏G1)
2005年 クイーンエリザベス2世S (英G1)
このうち、2005年に英仏でG1を制した際の鞍上は現在JRAに所属するC.ルメール騎手が務めていた。
先んじて同馬の永眠を報じたnetkeibaの公式Twitterに対し、C.ルメール騎手は「自分が騎乗した偉大な馬の1頭」とコメントを寄せている。