21日、旭川競馬場で行われた2R・2歳未勝利(牝馬、ダート1000m)で、佐々木国明騎手騎乗の3番人気デンヒルダンス(牝2、北海道・谷口常信厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬グレートデンヒルの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったデンヒルダンスは父グレートデンヒル、母がJRA3勝のハグミートウショウ(その父ノーザンディクテイター)という血統。従兄にトウショウファルコ(AJCC-GII)がいる。5月にデビューし、このレースが3戦目だった。通算成績3戦1勝。
同馬の父グレートデンヒルは父デインヒル、母Wild West Lass(その父Bletchingly)という血統の豪州産馬。現役時代は目立った成績は残せなかったものの、03年に日高地方を襲った台風で、濁流に約3km流されながら奇跡的に一命を取りとめた馬として話題になった。04年から種牡馬入りし、初年度産駒は5頭が血統登録されている。