今年10月に引退した昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ(撮影:高橋正和)
現地時間11月6日にドイツのミュンヘン競馬場で行われたバイエルン大賞(独G1)は、B.ムルザバエフ騎手が手綱を執るテュネス(牡3、Tunnes)が圧勝した。米競馬メディア『TDN』が報じている。同馬は10月13日のJRA発表でジャパンカップ(GI)に予備登録を行っている。
テュネスは父Guiliani、母Tijuana、母の父Toylsomeという血統。半兄は昨年の凱旋門賞(仏G1)などを制したトルカータータッソ。
昨年9月のデビュー戦で2着となり、同年10月に初勝利。今年9月の独セントレジャー(独G3)を含む4連勝を挙げて今回のレースに挑んでいた。レースでは今年のバーデン大賞(独G1)覇者メンドシーノの出走取消により5頭立てで行われており、後続に10馬身差をつけてG1初制覇を飾っている。通算成績は6戦5勝。