2011年阪神大賞典覇者 ナムラクレセントが17歳で死亡

2022年11月11日 17:52

2011年阪神大賞典勝利時のナムラクレセント(c)netkeiba.com

 2011年の阪神大賞典(GII)などを制したナムラクレセントが11日、死亡したことがわかった。公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルがホームページ上で発表した。

 ナムラクレセントは父ヤマニンセラフィム、母サクラコミナ、母の父サクラショウリという血統。

 2007年12月に阪神競馬場でデビュー。翌2008年1月に小倉競馬場で初白星を挙げ、同年8月に500万下条件と1000万下条件を連勝すると、神戸新聞杯(GII)出走を経て菊花賞(GI)に出走。勝ち馬オウケンブルースリから0.4秒差の3着に入線し3歳シーズンを終えた。

 古馬入り後は準オープンクラスから始動し、降級後の2009年8月の阿賀野川特別(1000万下)、9月の西宮S (1600万下)を連勝しオープン入りを果たすと、同年11月のアンドロメダS(OP)を制しオープン初勝利を飾った。

 その後は中長距離の重賞路線に姿を見せ、2011年の阪神大賞典(GII)では後続に3馬身半差をつける完勝で重賞初制覇を飾り、続く天皇賞・春(GI)でも3着に好走した。

 2012年11月にJRAの競走馬登録を抹消し、浦和競馬へ移籍。その後高知競馬へ移籍し現役生活を続け、引退後は栃木県のブレーヴステイブルで余生を過ごしていた。通算成績は52戦9勝。

(ジャパン・スタッドブック・インターナショナルのホームページによる)

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