24日、高知競馬場で行われた高知3冠の第2弾・高知優駿(黒潮ダービー)(3歳、ダート1900m、1着賞金27万円)は、西川敏弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.5倍){horse=2004100115:スパイナルコード}(牡3、高知・大関吉明厩舎)がスタートから先手をとると、直線入り口あたりから後続を一気に突き放し、4番人気ラストカリズマに2.1秒差の大差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分10秒9(重)。さらに1馬身差の3着に6番人気マルタカスティーヴが入った。
勝ったスパイナルコードは、父デヒア、母はJRA2勝のトーヨーシービー(その父ミスターシービー)という血統。伯父に93年NZT4歳S(GII)など重賞3勝のトーヨーリファール、半兄に昨年の高知優駿を勝ったラインフォーク(父グラスワンダー)がおり、2年連続での兄弟制覇となった。
昨年10月に美浦・中川公成厩舎からデビュー。JRAで5戦したがいずれも大敗し、今年4月に高知に移籍。移籍2戦目を6馬身差で圧勝し、続く黒潮皐月賞(高知・ダート1400m)で高知3冠の初戦を制覇。前走は九州ダービー栄城賞(佐賀)で7着に敗れていた。通算成績11戦4勝(うちJRA5戦0勝、重賞2勝)。
なお、高知3冠の最終戦・黒潮菊花賞は9月30日に高知競馬場で行われる。