イタリアで種牡馬入りのアルバートドック 産駒が重賞初制覇

2022年11月16日 20:23

2016年の七夕賞制覇時のアルバートドック(撮影:下野雄規)

 現地時間11月13日、イタリアのサンシーロ競馬場で行われたフェデリコテシオ賞(伊G2)で、L.デットーリ騎手が手綱を執るテンペスティ(牡3、Tempesti)がクビ差の接戦を制して重賞初制覇を飾った。

 テンペスティは父アルバートドック、母Tender Hugs、母の父Bachelor Dukeという血統。

 同馬の父アルバートドックは日本で現役生活を送ったディープインパクト産駒。母ゴールデンドックエーは2008年のラスヴァージネスS(米G1)覇者という良血馬。栗東・松田博資厩舎からデビューし、2016年の小倉大賞典(GIII)を勝利。その後、松田師の勇退にともなって栗東・須貝尚介厩舎に転厩し、同年の七夕賞(GIII)で重賞2勝目を挙げ、サマー2000シリーズ王者となった。

 同年11月に左前脚屈腱炎を発症し、2018年1月10日付で競走馬登録を抹消。現役引退後はイタリアで種牡馬となった。2019年に初年度産駒が生まれ、テンペスティはそのうちの1頭である。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。