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【マイルCS】三浦皇成 JRA・G1初制覇へウインカーネリアン“107度目の正直”

2022年11月18日 05:30

ウインカーネリアンに騎乗する三浦(撮影・西川祐介)

 ウインカーネリアンに騎乗する三浦皇成(32)が悲願のJRA・G1初制覇に向け、意気込みを口にした。

 三浦の107回目のJRA・G1挑戦は、所属する鹿戸厩舎が手塩にかけて育ててきたウインカーネリアンと共に。「鹿戸先生をはじめ厩舎スタッフのみんなが応援してくれている中でビッグタイトルにチャレンジできることはうれしい。みんなで喜べるように、いい結果を出したい」。熱い男が燃えないわけがない。

 中間はレース当週を含めて5週連続で追い切りに騎乗。文字通り、付きっきりだ。「携わる時間が長く、特別な思い入れがある」カーネリアンと培ってきた絆は本物。これまで9戦コンビを組んで7勝。勝率は驚異の8割に迫る。「一番の武器は勝負根性。着差は大きくないかもしれないけど勝ち切ってくれる勝負強さが長所。我の強さがいい方向に出ていると思う。その勝負強さを1着争いで発揮できるように、僕がうまくエスコートできれば」とレースをイメージする。

 人馬には昇り竜のごとき勢いがある。三浦は3日にJBCスプリント(ダンシングプリンス)、12日に武蔵野S(ギルデッドミラー)を立て続けに優勝。カーネリアンはサラブレッドにとっての大病である蹄葉炎を乗り越えて今春復帰。破竹の3連勝でサマーマイル王者に輝いた。「一戦ごとに力をつけてくれている。一番、変わったのはポジションを取ってからのリズムの良さ。胸を張ってG1に挑めるところまで来られた」。カーネリアンと共に深めた自信を胸に、強敵相手でも真っ向勝負を挑む構えだ。

 新人最多勝利記録を更新した1年目、秋の初騎乗(08年スプリンターズS=プレミアムボックス14着)から106回続けて敗北を味わってきたJRA・G1の舞台。大穴を激走に導いた2着が2回、3着が7回あるが、欲しいのは頂点のみ。センセーショナルなデビューから14年、円熟味が増した32歳の秋。悲願の初タイトルをつかむ時が来た。

 ◇三浦 皇成(みうら・こうせい)1989年(平元)12月19日生まれ、東京都出身の32歳。08年3月に美浦・河野厩舎所属でデビューし現在は鹿戸厩舎所属。ルーキーイヤーに91勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手。09年に史上最速でJRA通算100勝を達成。JRA通算1万794戦975勝、うち重賞18勝。14年全日本2歳優駿(ディアドムス)、今年のJBCスプリント(ダンシングプリンス)でJpn1勝ち。1メートル67、50キロ。血液型O。

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