ダノンセシボンがカネトシフラム(右)の猛追を振り切り、デビュー勝ち(カメラ・岩崎 龍一)
11月27日の阪神4R・2歳新馬(ダート1200メートル、牝馬限定=16頭立て)は、
ダノンセシボン(牝、栗東・千田輝彦厩舎、父
ダノンレジェンド)が単勝12番人気を覆して初勝利を挙げた。勝ち時計は1分12秒7(稍重)。
抜群のスタートを決め、道中は2番手から。手応え良く突き進み、残り約300メートルで先頭をとらえた。1番人気の
カネトシフラム(秋山真一郎騎手)が追い上げたが、最後にもうひと伸びし、1馬身差で振り切った。
鮫島克駿騎手は「またがった瞬間から立ち上がったり、2歳らしいやんちゃな面があります。牝馬らしくない男気というか、メンタルは強いですね。
スピードはありますし、レース前の余計な動きをなくしていければ」と課題を挙げながらも評価した。