マーカンドとのコンビも7着にとどまったベスビアナイト(カメラ・今成 良輔)
◆第56回ステイヤーズS・G2(12月3日、中山・芝3600メートル)
JRA最長距離の平地重賞は古馬14頭によって争われ、
ダミアン・レーン騎手が手綱を執った3番人気の
シルヴァーソニック(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父
オルフェーヴル)が内から抜け出し、昨年3着の雪辱を果たして重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は3分46秒3(良)。
2着は3/4馬身差で5番人気の
プリュムドール(横山武史騎手)。連覇を狙った4番人気の
ディバインフォース(戸崎圭太騎手)がさらに1馬身3/4差の3着に続いた。
ミルコ・デムーロ騎手(
エドノフェリーチェ=6着)「馬の状態は良かったけど行きっぷりが良くて少し気負っていた。外の馬を気にしていたので仕方なく内を突いたけど、最後はいい脚を使ってくれた」
トム・マーカンド騎手(
ベスビアナイト=7着)「
リラックスしすぎて進んでいかず、エンジンがかかった時には遅かった。もう少しシュッと脚を使えたら。ブリンカーを着けてみてもいいかも」
内田博幸騎手(
シークレットラン=10着)「まくってくる馬を行かせて、うまく運べたが久々だったからね。1回使って良くなってくれば」
田辺裕信騎手(
カウディーリョ=12着)「骨折明けで久々だったし、2周目でいっぱいになってしまった。叩いた次で頑張ってくれれば」
松岡正海騎手(
アドマイヤアルバ=14着)「仕上がりは良かった。早めの競馬の指示だったけど、もたなかった」